清々しいバカ怪獣映画！！
前作同様コングを主人公に置き、ストーリーが進むのは感情移入しやすく良かった。設定の複雑さはあるものの、シンプルなストーリーなので頭空っぽで観れる。（前作の知識もほぼ必要ない）
序盤の設定の説明や、中盤のラストに向けての土台作りはツッコミ所満載だし、やや退屈する…
しかし、コングとゴジラや悪役のキャラがしっかり立っているので怪獣周りのシーンは楽しかった！
特に猪突猛進なゴジラが可愛くて面白かった！
ギャレス監督のゴジラは非日常の災害とエンタメ性の怪獣プロレスを描き、恐怖を混ぜながら楽しい映画を作った。その後の作品は、ギャレス監督並みの演出力がないため、観てて興奮することがなかった…
しかし、８０・９０年代の筋肉映画のノリを前作から取り入れた事により、また違った面白さを生み出す事に成功したと思う。（コングがスタローンでゴジラがシュワちゃんに見えた！笑）
脳筋映画ではあるものの、アクションの見せ方は豊富だし、お決まりの市街地をぶっ壊しながらの戦闘を見せてくれたりと、しっかり楽しませる工夫があったのは良かった！
これからも飽きるまで、こんな感じのバカ映画を貫いて欲しい！
