太田康裕

ゴジラxコング 新たなる帝国の太田康裕のレビュー・感想・評価

3.0
IMAXレーザーで。

しかしこれ前作でも言うたのだが「コング×ゴジラ」であってもはやゴジラ(友情出演)みたいなのはなぁ…。
いや、ハリウッド製作だしアメリカ代表でコングメインにしたいならしたいで良いけど、ならばタイトルでゴジラメインみたいな顔するなって。
契約とか色々あるんだろうけど。

ドラマとしてはコングや人類それぞれの「居場所」をめぐる物語であり表と裏を描く物語なんだけど、まぁ吹けば飛ぶような薄っぺらさ。(前作でドラマ要素省いたら当たった事を踏まえた狙いなんだから仕方ないw)
ただ怪獣がドタバタする様は面白いし僕らがイメージする「ハリウッド映画」久しぶりに、という感じ。
地底世界の美しさとか考えると、もう「アバター3」はコレで良いんじゃないか?とか思ったり。

たださ、これが前作上回る大ヒットしちゃって次どうすんの?
当たったからって、こんな内容のないもの今更何本もやられたっていずれコケる道しか無かろうに。

近年のユニバースシリーズで唯一全作品観てる(アップルTVのドラマは観てないが)モンスターヴァースなのだが、立ち上げの頃から考えると「思えば遠くにきたもんだ」なぁと思ったり(ほめてない)

あと日本のキャッチコピー「一線を越える。常識が変わる」ってドコを越えて何の常識が変わったの?
全力疾走するゴジラ?
全力疾走するゴジラも案外悪くは無かったけどね。