にっきい

ゴジラxコング 新たなる帝国のにっきいのレビュー・感想・評価

3.3
かなり育ったカイリー・ホットルちゃん。

大流行のシェアード・ユニバースの1つ、モンスター・ヴァースの5作目。

地球はいつからガミラス星のように地下空洞だらけになったんだ?って話し。
前作で話題を掻っ攫った芹沢(小栗旬)は出て来ません。
最近の映画って予告で色々見せ過ぎで、今作も敵ボスのスカーキング写ってるし、コングが腕に機械装着するのも写ってるし、ネタバレし過ぎ。
今作の主人公の1人アイリーン(レベッカ・ポール)はずっと「ゴジラは人類の味方」と言い続けてるんですが、それってゴジラの魅力無くしてると思う。
ゴジラは人の意思なんて超えた存在で、善悪の概念すら無い。
人智の及ばない存在だから魅力的なのに。
そもそも他の怪獣と闘ってるのだって、目の前に現れた邪魔ものを排除してるだけで、人類を守る為じゃないし。
今作、公開時期が悪いように思いました。
猿が自分たちの王国を築いてるのは、どうしても『猿の惑星 キングダム』連想させるし、全てを凍らす怪獣は『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』でそっくりなシーンあったし、と既視感満載。
更にコングやスカーキングが武器を使ったり、傷を痛そうにしたりする人間ぽい仕草のせいで、普通の猿に観えてしまうも残念。
大猿に観えないので迫力半減。
そしてリアルなモスラはただの昆虫。
東宝のモスラのようにもふもふした方が可愛いのに。
とまあ、色々と気になるところはあるんですが、大怪獣同士のタッグマッチは楽しかったです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年4月27日
鑑賞回:12:15〜14:30
劇場名:TOHOシテマズ二条
座席情報:SCREEN6 Z-17
上映方式:2D 吹替
レーティング:G
上映時間:115分
備考:割引
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