にっきい

劇場版 君と世界が終わる日に FINALのにっきいのレビュー・感想・評価

3.2
少し前からあちこちのシネコンで予告やりまくってゾンビ物なので楽しみにしてた映画。
Hulu入ってないのでドラマは見てません。

中条あやみは新規カット無し?って話し。
冒頭にドラマの1話目と物凄く雑な感染爆発の説明があるので、一応はこの映画だけでもストーリーが分かるような作り。

砂漠を旅する3人が老人を助け、老人の案内でユートピアの研究タワーを目指す。
3人の目的は間宮響を殺す為。
同じく研究タワーを目指す間宮響は、まだ世界が感染する前に車の故障を修理してやった大和と再会する。
ミライを探す間宮と葵を探す大和は…、って話し。

所謂ゾンビ物なんですが、この世界では"ゴーレム"と呼ばれています。
ルチオ・フルチの腐った汚いゾンビやジョージ・A・ロメロのしわっしわの乾燥した緑色の肌のゾンビとも違い、墨色と言うか鼠色と言うか、暗い肌の色した見た目も怪物ぽい姿。
普段はふらふらと徘徊してるけど獲物見つけると全力疾走する系。
ただゾンビはメインではなく、ミライを助けようと頑張る間宮のドラマがメイン。
色々と分かる新事実。
そんな訳でゾンビは出てくる数も回数も少な目。
アクションも爆発はCGだし、銃撃戦では薬莢出ないしリロードもしないし、揮発性の高い液体は少しの火花で引火するって香水が燃えちゃうし、ツッコミどころ満載。
そもそも感染爆発で文明社会が崩壊してるのに、電気や水どころか、銃を一般人が持ってる事自体がおかしいけど。
終盤分かる新事実のシーンで菅田将暉が出てくるんですが、いやこんな役よくやったな?って感じ。
ミライを助けようとする間宮、間宮を殺そうとする3人、と緊迫の設定なのにあまり緊迫感無かった。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年1月27日
鑑賞回:15:35〜17:40
劇場名:TOHOシテマズ二条
座席情報:SCREEN6 Z-11
上映方式:2D
レーティング:PG12
上映時間:115分
備考:割引
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【ネタバレ備忘録】
3人は20年後のミライと大和と葵。
老人の正体はミライを使って研究を指揮してた吉田鋼太郎。
ゾンビ化した父響を楽にしてやる為に殺しにやって来た。
20年経ってもゾンビも人類も滅んでないと言う事は、最早共存してるのか?
にっきい

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