ゴン吉

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビーのゴン吉のレビュー・感想・評価

4.0
若い女子の殺し屋コンビを描いたバイオレンスアクションドラマ「ベイビーわるきゅーれ」の続編。 
髙石あかりと伊澤彩織がWヒロインを演じ、丞威、濱田龍臣らが共演。  

殺しのアルバイトをしている神村兄弟(丞威、濱田龍臣)は仲介屋のミスで間違ったターゲットを殺してしまいギャラが入ってこない。正規の殺し屋を殺せば、枠が空いて正規の殺し屋になれると思った二人は、台東区で活躍している正規の殺し屋の杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)のことを知り、彼女たちの命を狙うことに。
一方、ちさととまひろは高校時代に入会したスポーツジムの会費と学生用の保険を解約していなかったため、溜まりに溜まった会費と保険料を支払わなければならなくなる。二人は支払期限ギリギリの時刻に銀行へ駆け込むが、偶然、銀行強盗の襲撃に出くわしてしまう。支払時刻が迫っていたため二人は止む無く強盗に応戦して退治するが、結局は支払い時刻に間に合わず。その上、組織からは勝手な行動をしたとして謹慎処分を受けてしまう。そんな折、二人は神村兄弟に命を狙われる....  

性格の異なる殺し屋の女子コンビが、コミカルにバイオレンスアクションを繰り広げる。
二人の女子の日常生活と殺し屋家業のギャップが面白い。
高校を卒業して社会人になるものの社会生活に馴染めず、ジムや学生時の保険を解約せずに長期間放っていたり、街角の賭け将棋や着ぐるみバイトで稼いで貧困生活を送る二人。そんな二人によるパンダ対トラの格闘戦が笑いを誘う。
終盤では弱いはずのバイトの殺し屋兄弟との対戦で二人が苦戦。激戦後のまさかの雰囲気にはビックリでしたが、ラストは納得で、二転三転する展開に目が離せません。
と言いつつも最後は餃子でしめる二人にホッコリです。

2023.12 配信で鑑賞
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