直木谷ヒトシ

岸辺露伴 ルーヴルへ行くの直木谷ヒトシのネタバレレビュー・内容・結末

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

TVシリーズの勢いと世界観そのままに露伴先生ついにルーヴルへ!いつもの高橋一生式露伴先生の『スゴ味がある』目付きと泉くんとのトゲのあるやり取りが序盤から出るし治安の悪すぎる自己紹介が最高 フル詠唱でヘヴンズ・ドアーしてくれるだけで堪らないものがある
長尾謙杜さん演じる若き日の露伴先生、まだまだ若く反抗期が終わってないところもあり、どこか素直で、後年の擦れた雰囲気はあまりない……漫画に対するこだわりが見え隠れする塩梅はよかった そこからどうしてあんな風(褒め言葉)に

そしてやっぱり泉くんがいてくれないとこの作品危ない 露伴先生複数回退場するわ あのどこか図々しく露伴先生を軽率に怒らせ、それでいて時に正鵠を射るあの存在感がいいバランスになってるのはある

TVシリーズからスケールアップしつつ『いつもの高橋一生式露伴先生』がこれでもかと飛んでくるのは流石のキャスト&スタッフ 靖子先生ありがとうございます、見事な技前でございました