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ここに上げるの忘れてました。
「「WEEKEND」が好きならきっと好き」、というおすすめに惹かれて見た。
まだ起承転結でいうなら「起」ってあたりで既に最高！と思っていた。
翌日南米に旅立ってしまう、ダンスのパートナーの女の子の兄とやむにやまれぬ事情で一緒に過ごすことになって、みるみる恋に落ちてしまっているコルの切ない感じが、ゲイロマンス映画として完璧、なだけでなく、会話とか車の中でかかる音楽として引用されるタイトル（「ブエノスアイレス」！）がいちいち「わかる」と頷きたくなる感じでたまらんかったわけですが。
でも実は「Weekend」ではここで終わり、というところで終わらないのだ。
似ているといえば「WEEKEND」だけでなく、「ダンサー そして私たちは踊った」を思い出す部分もあり、ちょっとドラン作品ぽさもある（出てくる女性がみんな嫌な感じで…（苦笑）
オーストラリアの映画だけれど前半は1999年の話で、コルはセルビア移民二世で、保守的な家族の中で自分らしさを抑えていたことがひしひしと伝わってくる。
最初と最後のダンスのシーンがすごく印象的で、ああそういう意味ではオズペテク作品にも通じる要素もすごくある。
ネタバレしないように感想書くの難しい。見てほしい。
