キャプテンマーベリック

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションII 遥かなる暁のキャプテンマーベリックのレビュー・感想・評価

3.9
2023_No.77

2章はオーブ編。

冒頭ちょっとしてすぐニコルが……
ニコルのシーンって前半の重要な節目で、アスランとニコルの仲の良さが描かれてるからこそ印象に残るのですが、大幅にニコルの普段のシーンがカットされており、総集編だけ見るとそこが上手く伝わっていませんでした。

憎み合うキラとアスラン。
お互いの大事なものを奪い合う不幸な関係は1stよりもゼータのカミーユとジェリドの関係を思い出させましたが、加えて2人は幼馴染であることから余計辛いですよね。

そしてついに現れるフリーダムガンダム。
やっぱ最高にカッコいいですねフリーダム。
長い歴史の中で数多のMSが生み出されましたが、フリーダムの姿は一つの完成系であり、個人的に歴代MSの中でもかなり上位に入るレベルで好きです。
ハイマットフルバーストは本来想定されておらず、古いプラモはできなかったそうで、思いついた人は凄いですね。

連合でもザフトでもなく戦争を憎むキラは不殺に目覚め、MSを破壊しなくなります。
理由は分かるけど、少しやり方が傲慢というか、選ばれしコーディネーターだからできることで、選ばれなかったクルーゼやアズラエルにも感情移入してしまいます。