キャプテンマーベリック

UDONのキャプテンマーベリックのレビュー・感想・評価

UDON(2006年製作の映画)
4.0
2024_No.8

監督は香川出身で、踊る大捜査線で有名な本広克行さん。
前はさぬき映画祭のプロデューサーもやっていて、生で拝見したことがあるのは自慢。
そして讃岐うどんを題材とした本作。
やはり地元愛がとても強い方なのでしょうね。

要潤や高畑淳子など、香川出身の有名人もたくさん出演。
同監督作品のサマータイムマシンブルースの登場人物がそのままの設定で本作にも登場しているのも見どころの一つ。
若くて筋肉質で細いムロツヨシが見れる。

讃岐うどんがただの郷土料理から、タウン誌の紹介を契機として全国的なブームに発展する姿が描かれており、香川県民としてはブームの歴史が知れておもしろかったです。
実在するうどん屋もたくさん登場します。

ブームが起きることによって、地元の人が食べれなくなる・県外客のゴミ投棄・大量の客に対応した結果味が落ちるなど、弊害も描かれていました。
実際今でもちょっと足を伸ばして知らないうどん屋に行くと、県外ナンバーの車が多くてなおかつ行列も長く、諦めて帰ったこともあります。

うどんはソウルフードであり、地元に愛され、心の故郷の様なうどんが至高であるというオチも良かったです。