キャプテンマーベリック

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのキャプテンマーベリックのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
3.3
2024_No.6

SEEDのテレビ本編ぽい部分と、こんなんだっけ?っていう本編と違う部分がそれぞれありましたね。

ナチュラルとコーディネーターは相変わらず仲悪いし、デュランダル2世みたいなの
出てくるし、またしてもブルーコスモスが出てくるしで、その辺りのドロドロした感じはSEEDだなあという印象。

キラとラクスをはじめとして、恋愛が大きな一つのテーマになってましたね。
最終的に戦闘で敗れたキャラたちは、運命づけられてるとか、エリートがいいとかを異性に近づく動機としてるのに対して、キラやアスラン、シンといったメインキャラたちはお互いの異性のいい部分・本質を見て愛しており、恋愛と戦闘が強く結びついていました。

加えて、テレビ本編と違ってかなり描写がスーパーロボットものに寄ってましたね。
脱皮したり、急に分身とかするし笑

シンの扱いはというと……
まあめちゃめちゃ悪くはないんだけど、キラが圧倒的に能力がずば抜けていて、それに並び立てるのがアスラン、そしてその2人に絶対敵わない3番手の噛ませという感じだったので、もう少し並び立つ感じにしてほしかったなー
あとステラはDESTINYの物語の核となるキャラだったので、映画でももう少し大事に扱ってほしかった。

全体として、色々思う部分はあれど、ラストの戦闘シーンがかなりはっちゃけていたので、なんだかんだ楽しく見ることができました。
興行収入もロケットスタートだそうで、このままどんどん伸ばしていってほしいですね。