ken

風の谷のナウシカのkenのネタバレレビュー・内容・結末

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

改めてみるとやっぱり面白い。
原作のナウシカたちの設定。
驚くし映画の見方が変わる。

発達した古代文明は世界を汚しすぎた。
浄化のために作ったのが、腐海であり世界の浄化装置の役目。
巨大な蟲たちは腐海を守るための人工生物。
火の7日間は世界をリセットするため。
旧人類たちは長い眠りについて、世界が浄化されるまで待つ。
ナウシカたちは適度に汚染された世界でないと生きていけないように改良された人間。
ナウシカたちは浄化されていく世界を監視させるために作られた。
原作では、真実を知ったナウシカは墓所に眠る旧人類を殺す、世界に残るのは浄化された人間のいない世界、、、

トルメキア国王皇女のクシャナ、悪役に見えるけど、今の人類を助けるために動いている。原作にはあるらしいけど、過去に相当苦労されている、、所詮血塗られた道だ、、はカッコいいと思ってしまう。
ナウシカのローマ字入れ替えでクシャナに

ナウシカはまさにジブリの主人公って感じ。父を殺された時、怒りでトルメキア兵士を何人か殺すのは驚く。

映画だけなら、これからは自然と人類で共存していけそうな雰囲気だけど、原作を知るとこれから待ち受ける苦難に切なくなる。
ken

ken