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ー 見た目はあちゃん！頭脳はよーだ！
少年探偵団の目の前で現職の刑事である奈良沢警部補が射殺される。その晩、同じく刑事である芝巡査部長が自宅マンションの地下駐車場で遺体となって発見された。小五郎は目暮警部から事件の話を聞こうとするが、情報提供を拒否される。そんな中、コナン達と親交のある佐藤刑事が銃撃を受けてしまい、事件現場に居合わせた蘭はショックで記憶喪失になってしまう。
◆ 劇場版「名探偵コナン」第四弾
ミレニアムイヤーを飾る劇場版作品は、シリーズの中心人物である｢工藤 新一と毛利 蘭｣の二人に原点回帰しつつ、｢警察官殺し｣という重大犯罪を取り上げています。
前作『世紀末の魔術師』は、大阪や横須賀を舞台にロマノフ王朝時代のロシアの秘宝が絡んだスケールの大きな作品でした。故に今作は幾分かこじんまりとした印象を受けましたが、米花町を舞台に｢警察官殺しの犯人を追いかけ｣ながら｢蘭の記憶を取り戻す｣プロットは見応えがありました。
◆Need not to know...
｢連続警察官殺し｣というセンセーショナルな事件に加えて、この事件には｢警察上層部｣が関与している可能性が示唆されていました。
過去の警察官殉職事件と、大学病院外科医変死事件のおける｢遺族感情｣が捜査を掻き乱しますが、中盤で真犯人のアタリはついてしまいます。アニメでは犯人がわかり易かった印象は無いのに、劇場版は犯人さんがわかり易い仕様になってるんですかね？
◆お前の事が好きだからだよ。
ーこの地球上の、誰よりも。
トロピカルランドから幕を開け、トロピカルランドで幕を閉じる今作。《APTX4869》を飲まされたことで｢新一がコナンになってしまった日｣のデートを追想する形で作品がスタートしたのは印象的でした。
蘭が記憶を無くしているのをいい事に、小学生感なく彼女をエスコートするコナン。暗殺者に狙われている危機的な状況とはいえ、コナンもとい新一は完全に素がでていました。物語の設定上、アニメ版では中々観られない《蘭と新一（見た目は子供）の切迫したやり取り》が違和感なく観られるのは新鮮。蘭の記憶を飛ばす演出はうまく作品中で機能していました。
トロピカルランドでのデートの時に、蘭は《ジェットコースターで男性の首が吹っ飛ぶ》血みどろの殺人現場を目の前で（真後ろで）経験していました。ですので《佐藤刑事が目の前で撃たれた》ショックで記憶が飛んだのは《自責の念》を加味しても少々弱い気がします。そもそも殺人現場に居合わせすぎなんじゃあ。運動神経抜群の蘭が頭を強打するっていうシチュよりは自然な流れだったかもしれませんが。
小五郎のおっちゃんとコナン（新一）の決め台詞（口説き文句）が同じだったんだけど、これは噂に聞く｢女の子は父親に似た人を好きになる｣ってやつ？
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あちゃんとアニメを見よう企画 第二弾！
だんだんとアニメを見ていた頃の懐かしい記憶が蘇ってきたよ！そういえば犬夜叉からコナンの流れでアニメ観てたなぁ...。（...当時は犬夜叉の方が好きだったなぁ…笑）
