マッシモ

ザ・キラーのマッシモのレビュー・感想・評価

ザ・キラー(2023年製作の映画)
3.5
敬愛するフィンチャー監督の新作。
Netflixと一部劇場のみだったので劇場までは行けず。見るタイミングも逸していたで時間の取れる週末に見ようと積んでいた作品。

原作はフランスの同名グラフィックノベルらしいですが、勿論見た事あるわけ無いです。
かいつまんで描けば下手こいた殺し屋の後始末物語ですかね。

主演は、先ごろサモアでブチ切れ監督を演じていたマイケル・ファスベンダー。

【キャスト】
(ザ・キラー)
クリスチャン:マイケル・ファスベンダー

エキスパート:ティルダ・スウィントン
クレイボーン:アーリス・ハワード

ホッジス:チャールズ・パーネル
ドロレス:ケリー・オマリー

レオ:ガブリエル・ポランコ

マグダラ:ソフィー・シャーロット

【ストーリー】
殺し屋クリスチャンはパリのホテル一室でターゲットの射殺に失敗してしまう。
現場からの脱出は叶い、国外まで逃亡には成功するもののドミニカの隠れ家に居たガールフレンドは病院送りにされていた。無惨な姿の彼女を見たクリスチャンは雇い主に対して復讐すると誓い動き出す。

【総評】
(全体感)
周囲からヘッポコ殺し屋の話みたいな評価を聞いて???っとなってたけど。まぁ端折れば、そうなんだけどさ。ちゃんとノワールしてるじゃ無いと軽く擁護はしたくなる内容だった。モノローグのカッコ良さとヘマの仕方がアホなのはまぁ認めるけど。瑣末なことじゃ無いフィンチャーのフィルム回し味わえたならええじゃない。

(要は)
シナリオは大して面白くはなかったと言うか凡。この手の話はコメディに振って欲しくなっちゃうのでその点がハマり切らなかった要因かも知れない。なんかもっと激アツな原作ないんですかね。

【あとがき】
フィンチャー監督そろそろネトフリから戻ってくれませんかね。セブン撮ってくれとは言わんのでドラゴンタトゥー時代くらいに戻って欲しい。
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