hota

赦しのhotaのネタバレレビュー・内容・結末

赦し(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

赦すこと、赦されることはどちらも本当に難しいこと。7年の月日がほんの少しでも人の心を柔軟にできるかもしれないと思う一方で最後の被害者の父親が廊下から加害者を覗き込むシーンは人の心は長い月日を経てもそう簡単には変えられるものではないのか。そしてまた苦しむ日々は続くのかと考えさせらました。そして覗く父親を振り返り見つめる松浦りょうさんのまさにあのポスターの表情がさらに今後の加害者の自由の身になった人生を案じます。加害者を演じた松浦りょうさんはとても存在感があり刑務所で毛布を抱きしめて苦しみ泣くシーンには観ていてとても苦しくなりました。
hota

hota

hotaさんの鑑賞した映画