僕はいつも、「どこかにはかならず『境界』が存在する」と考えている。
その「境界線上」では、感情的にも理性的にも「納得」とは程遠い現実が存在し得る。「正しい/間違っている」「許す/許せない」など、ど…
相手を赦す事なく最後は自分を赦す大人達。赦しを自問しつつその意味を裁判と被害者家族に諮る若い加害者。面白い構図。ストーリーだけでなく、画面の構成や光の差し方も抽象が入っていて面白い。観ている側は加害…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
赦すこと、赦されることはどちらも本当に難しいこと。7年の月日がほんの少しでも人の心を柔軟にできるかもしれないと思う一方で最後の被害者の父親が廊下から加害者を覗き込むシーンは人の心は長い月日を経てもそ…
>>続きを読む被害者家族と未成年であった加害者の話ではあったが、私はそこではなく、ある事件があった時のお互いの思惑とかそこのズレ見たいのがすごく気になりました。
7年も前の話でもう次の人生に進んでいる妻といつま…
被害者家族と加害者。
重く辛い題材。
加害者役の松浦りょうさん、お顔の表情が絶妙ですごい。
他の役者さんたち、個々の演技は別にそこまで気にならないのだけど、尚玄さんとMEGUMIの演技の雰囲気?が…
加害者と被害者の家族の話
そのストーリーによる状況のシミュレーションはとっても興味を引いたのですが〜
押し並べて想定内の展開だったのと、その父の(クズに見える)振る舞いが一つのキャラとしても腑に落ち…
このレビューはネタバレを含みます
赦す、とはなんだろうとぼんやり思った。赦さなきゃいけないんだろうか、とか。
身も心もずたぼろに傷つけられて、怒りのままに殺人を犯してしまった彼女の気持ちも、娘を殺されてしまった両親の怒りや虚しさも分…
このレビューはネタバレを含みます
赦す
究極的に正解がない問題
正しい、正しくない、間違っている
人によって判断が大きく異なる
赦すって難しい。
親が子を信じるのは当たり前の中、自分の知らない我が子が垣間見えた時何を信じるのか。殺…
©2022 December Production Committee. All rights reserved