インサイドのかわだのレビュー・感想・評価

機内視聴。
絵画など芸術品専門の泥棒が、金持ちの芸術家が住む高層マンションの最上階に侵入して、閉じ込められてしまうスリラー映画。
この手の雰囲気の映画は個人的にぐさっと刺さる。
観る側に解釈を委ねるラストも良き。
人や動物はいずれ死を迎えるけど、芸術だけは残り続ける。オーナーの芸術家に共感を覚え、死が迫る中で作品を作り始める主人公。
芸術家の家の持ち主は何者で、どんな意図があったのか、人形(？)はなんだったのかなど謎も多く、観た後じっくり考察したくなる映画だった。