めっちゃ夏じゃん

インサイドのめっちゃ夏じゃんのレビュー・感想・評価

インサイド(2023年製作の映画)
1.9
水曜日の午後1時、キッズルームにて観賞 窓が開いている
この適度な湿り気と爽快な空気、夏前というよりクリスマス前の感じがする

美術品泥棒のネモ(ウィレム・デフォー)は、強盗計画が失敗し、最新鋭の防犯設備が整ったニューヨークのペントハウスに閉じ込められてしまう。そこには高価な美術品しかなく、ネモは生き残るためにありとあらゆる手を尽くす。

デフォーさん目の水分量おおすぎる すごい
シンプルな脱出ワンシチュで、相場通りめっちゃメタファー 20分くらいで本題というか、特徴的な構図が出てきてバベルの塔とかが思い浮かぶけど、基本的に人間的文化の形成をひとりでミニマムにやった感じがある
神殿が形作られてただのボルトが宗教的意味を成す過程だとか、人類が文化形成の上で必ず通る道、みたいな だけど、この一番特徴的な”のぼる”っていう行為がただ生存のためのツールだったのに対して、なんかやっぱり印象に残るのは”美”に対する固執というか、テーマはもちろん”美”なわけじゃんか
デフォーさんはたぶんその道を挫折し、しかしアートから離れられず拘り続ける哀れな凡人 しかし強制的な環境で、幸運にも狂気を手にしたことにより、幸せなことに、その才能を開花させるという これが大筋のプロット
あとぼくはアトリビュートとかまったくわかんないんだけど、美術的教養のある主人公がそういうので勝手に判別ってそうな感じとかある ただ無機質に意味を見出す狂気の表現だったのかもしれないけど…… だから調べたらいくらでも考察とか出てきそうなんだけど、冷蔵庫の大発明捨てられたりとか、軸も……でも切っても切り離せないみたいな意味の敢えてなのかもしれないけど、結構ゴチャふわでそんなめっちゃすごい考えられて作られてるってわけでもなさそうだから、ぼくいま体力ないし調べる気力なくて……ほんとにごめんなさい 有識者ふぁいてぃん😭