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アンダーカレントのcomのネタバレレビュー・内容・結末

アンダーカレント(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて鑑賞。原作は未読。
(原作があることをその日に知った)

映像と音楽がほんっとにいい。
どこか懐かしく感じるというか。

鑑賞中はとにかく時間がゆっくり静かに
進んでいる感じがした。
台詞ではなく表情で感情を読み取るシーンも
多く感じられたし、余白もいっぱいあった。

過去の自分を許せないでいる今のかなえ
かなえの表面上の明るさが
水面下に潜む陰の感情をより引き立てていた

堀は妹のさなえをかなえに重ねて見ていたのか
かなえの傷に寄り添いたかったのか
その傷を分かち合いたかったのか
堀ではないから真相はわからないけど
堀の涙は自分の傷と向き合った瞬間にも思えた

人をわかるってなんだろう
これまで自分は何人もの人と関わってきたけど
わかってあげられたことなんてあったのかな。

そもそも、自分自身のことさえ
わかっていないような気がしてるけど
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