Jellyfish

アンダーカレントのJellyfishのレビュー・感想・評価

アンダーカレント(2023年製作の映画)
3.0
今泉力哉 監督が 2時間20分 かけて余韻たっぷりに描く、それぞれに嘘を抱えた三人の男女の物語。原作は豊田徹也の同名長編コミック (未読)。

話に難しい部分は無いのだが評価が難しい映画だと思う。その余韻が作品の良さに結びついていなように感じられ、これなら1時間半で描けんるんじゃなかろうかと思ってしまう。テーマとテイストは「ある男」(2022) に近く、どちらも丁寧に余韻たっぷりに描かれた作品だが、自分は「ある男」の方が好み。
全員無口なので今泉作品ならではの会話の面白さも皆無。「ちひろさん」を観ても思ったが、やはり彼にはオリジナル脚本で撮って欲しい。

脇役の リリーフランキー と 康すおん は素晴らしい。二人がいなかったら途中で寝てたかも知れない。真木よう子 って演技上手いか?というのが以前からの疑問。

バルト9でパンフが売り切れ中。再入荷の有無も含めて未定というふざけた返事。どこかで入手しないと。
追記: パンフは翌日吉祥寺でゲット。案の定デザインは 大島依提亜 だった。
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