久しぶりの邦画。
今泉 力哉監督にしては珍しく、
ミステリー調のストーリー。
真木 よう子さんと江口 のりこさんが、
2人で喫茶店で話しているシーンは、
『パッチギ!』ファンとしては思わずニヤッとしてしまう。
リリー・フランキーさんの演技が非常に素晴らしく、
彼が登場するたびに嬉しくなってしまう。
他人が他人を完全に理解できることなど、
決してあり得ないし起こり得ない。
その退廃的な感覚は、
自分の中にもあるし今後も消えることはない。
ではなぜ他人は他人を欲するのか…
その問いに対しても興味が消えることはない。
機会があれば、
原作も読んでみようと思う。