サイコなドライバーがひたすら爆走すると勝手に思ってたら全然違った！！！笑
人生とその終着点と自由のお話で最高だった！！！！
バニシングポイントは直訳すると消失点。
車一台で警察から走り逃げるという超シンプルなお話なんですが、様々な過去を背負うコワルスキーが駆け走る場所はだだっ広い西アメリカ。走れど走れど地平線と一本道の消失点には追いつくことができず、自分自身の手で終の点を作り出す答えがハードボイルドで痺れた、、
前半はめちゃド派手なカーアクションもありつつ、後半のロードムービー感のある人と人の出会いがこれまた最高で、知らないひと通しの不思議な信頼感、様々な想いや希望をコワルスキーに投影する人々、そしてドライブのお供の必需品ともいえる陽気なラジオジョッキーの言葉とナイスなチョイスの音楽たち。
アメリカンニューシネマとかあんまよく分かんないですが、途中のゆるゆるふわふわした感じも、ギラギラしたコワルスキーの瞳もめちゃくちゃよかった！！！！
自分の生きる道とは一体なんなのか、本当にたったひとりで生きれるのか、良いも悪いもの過去と現在と未来は繋がっているのか、色んなことを感じる映画でした〜
