わんこ

ドレミファ娘の血は騒ぐのわんこのレビュー・感想・評価

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)
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そういえば黒沢清の初期作品観たことないなぁ〜と思ってアマプラにあるじゃん!って観てみたらなんじゃこりゃだった!!!笑

簡単にあらすじを言うと、高校の憧れの先輩を探しに秋子が田舎から都心の大学へ向かい、彼の所属するゼミに辿り着くもそこには変わり果てた姿だった!そしてひょんなことから恥ずかしさについて研究するゼミに出入りすることになる…
と無理矢理いうとこんな感じだけど、正直話なんかあってないような感じ。

唐突にヌードや性行シーンがでてきたり、長回し、朗読、シュールさ、ミュージカル、説明も脈絡のない銃撃戦などなど初期作品でまさかこんなアヴァンギャルドな雰囲気がぷんぷんだとは…バチバチやん!笑
(ヌードシーンは元々ロマンポルノで製作したかららしい…)

でもどこか不思議なのは映像の独特なリズムと絵画を引用したような謎の引き込まれる画、そして主人公の秋子役洞口依子さんの何とも言えない儚げさで何とか持たせてる(持たせてるのか!?)すごい若さを感じる作品だなと思う、、
伊丹十三監督が女性の股を覗いてピカーッ!って光るシーンはシュールすぎて笑ってしまった笑
黒沢監督流の愛のお話なのか…いやわからん…
もう少し黒沢清作品を回ってからもう一回観たらまた何か違うのかな🤔
わんこ

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