劇場2回目の視聴。
相変わらず面白く、痛快無比の作品！
この映画の何が良いって、余計な要素が全く無い所です！
恋愛要素無し、他イベント要素薄く、人物との絡みも薄い。カーアクション要素も薄いです。
旅の目的も、有って無い様な理由です。
余計な要素を省いた分、車が激走している楽しさや面白さに尺を使って、しっかり楽しませてくれる点が良かったです！
始まってからほとんど走りっぱなしです。
停止のシーンも無いわけでは有りませんが、７割は疾走シーンでは無いでしょうか。
カメラの位置が地面スレスレのアングルになったり、俯瞰・鳥瞰で激走を捉えたり。
アメリカの広大な大地を、車がひたすら気持ち良く走る、と言う点に重きを置いた作品です！
主人公の背景などは、ほのかに匂わせる程度にとどめ、余計な尺を使っていません。
このさりげなさが、好感持てます！
演出方法が、抜群に上手い！
この時代や背景の特有の強調も、押し付けがましさを感じる事がありません。
フラットに視聴出来たのも良かったです！
登場人物も少ないながら、個性的な面々が集います！
特に盲目のDJの存在感が良い味です！
DJのかける音楽や劇中曲が、激走する主人公と色濃くマッチするんですね！
音楽もとても気持ち良い選曲でした！
車が好きな方もそうで無い方も、ぜひ一度観て頂きたい作品です！
