表現方法が展開を決めてしまう。
ストーリーの骨子は、PCやスマホで知る家族の素顔である。
表現の縛りとしてPCやスマホで調べる範囲しか描けないのだから、必然的に身近な家族の裏側や秘密を知るのがストーリーの転換点になるのだろう。
勿論、様々な設置カメラやサービスを利用して、離れた場所の状況を調べて視点を増やすことも可能だが、それも限界がある。
PC縛りにこだわる限り、今回のような展開になるのだろう。
このシリーズの限界点が、二作目にして見えた感じだ。
一番怪しい奴、最も信じてた相手、念頭にない存在･･･
それぞれの裏の顔を知り、その度に二転三転する仕掛けだ。
PC画面から出ないというのもアイデアは画期的だけど、その縛りがストーリーの幅を狭めてもいる。
こうなったら次は大家族にして、家族・親類100人の裏側を覗いていく展開にすれば二転三転･･･百転ひっくり返せるので先読み困難だぞ～。迷宮入り間違いなし!!
