るるびっちさんの映画レビュー・感想・評価

るるびっち

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不能犯(2018年製作の映画)

3.4

同じようなアイデアでも、さばき方で良くも悪くもなるんだなーと思った。
同じようなというのは2014年藤原竜也主演の『MONSTERZ』。
①見た人間を操れる ②唯一操れない人間が居る
という部分が同じ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

デッドプールを「中身が薄いのを残酷さやギャグで取り繕っている」
という人は幸せな人である。
そういう人は巨大なコンプレックスや絶望を知らない人だ。
デッドプールのギャグや残酷さはその辺りに起因している
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

レイプ被害、全米平均の2.5~4倍
殺人件数、全米の7~10倍
行方不明女性の数、全米平均を大きく上回る
そこが「ウインド・リバー先住民居留地」
平均寿命は49歳、失業率80%

若い女性にとって地獄
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.2

「ただ、謝罪だけが欲しかった」とチラシにあるが、そうだろうか?
レバノン人のトニーは、全然謝罪を受ける用意をしていない。
一方的な自分の正義こそ正しいと、知らしめたいだけだ。
強面で横柄な彼の態度では
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

目新しさはないが詰らなくはない。
スターウォーズはそもそもスペースオペラで、西部劇を宇宙に舞台を変えたものだ。今回も悪党、盗賊、モンスターに列車強盗、宇宙での闘いという至極まっとうなスペースオペラだっ
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

2.0

おバカ映画である。バカが気に入るか否かが問題。
ノリは仮面ライダー・戦隊物映画に近い。
所々、舞台のような大仰な台詞があるのは中島脚本お得意芸。
アメコミ風絵柄から一転ジャポニズムに切り替わる。作画は
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

アンチ・トランプの流れの中、まさに異端者の権利を音楽にのせて謳った作品。
夢しか持たない男が、髭女や巨人・小人など異端故に権利と自由が持てない人々を集めて興行をする。
異端ということは他にないオリジナ
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エヴァ(2018年製作の映画)

2.5

試写会で鑑賞。
エヴァよりも、主人公の方が謎めいていて不思議な存在。
彼は、「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンが、他人に成りすましたように盗作で世に出る。一種の成りすまし。
なので、主人公の婚約者の視
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.3

超個人的な話ほど普遍性を持つ。
監禁されて育ちTVでは「ブリグズビー・ベア」しか知らないという、とても特殊なキャラでかなり捻った設定なのだが、彼の孤独に皆が共感する。
SNSなど他人との繋がりが簡単に
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.6

追い込まれているのは実は男の方だった。
全米テニス協会から追い出されてもビリー・ジーン(女性)は、堅実に実績を積み上げ前進を止めない。夫との間にトラブルが生じても復活する。
片やボビー・リッグス(男性
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累 かさね(2018年製作の映画)

3.4

スニークプレビューという、
何が始まるか分からないドキドキの覆面試写会で鑑賞。
始まったのは和製ホラー。
最初の印象では『ガラスの仮面』のホラー版。
舞台女優の入れ替えものという内容。

顔に傷があり
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

2.4

在日の人にとって戦争で無理やり連れてこられた日本での生活は、土地を騙して買わされたり、息子が学校でイジメにあったり、良い仕事がなかったりと大層生きづらい様子が描かれる。
しかし、それらは今では日本人自
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.3

アイデアが最高である。
実際にルームロンダリングという仕事があるのかは知らない。
自殺・他殺等の事故物件に対し、次の入居者にそれを告知する義務がある。なので人を雇い一回住まわせれば、次からは告知義務か
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.7

佐藤健がカッコいい!!
温度のない乾いた目が良い。
ノリさんが老けすぎ、メイクといえ体のシミも汚すぎるのだが、老けすぎというのが重要なファクターらしい。

離婚した裕福な父親への反発と怒りを、本人には
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

人類の半分が消滅する危機。2人に1人はこの世から消えるかも知れない。
つまり家族・友人・恋人がいなくなるということだ。
敵、サノスがつきつける命題はあまりに辛い。

そんな思いで観ると、単なるヒーロー
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

リリー・フランキーの尻が意外になまめかしい。
元々役者でもないのに全裸に挑戦って、すでに立派な役者根性である。
彼や安藤サクラ、樹木希林などを中心にして架空の話なのに安定したリアルな芝居が続く。

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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

2.9

北野武監督の「HANA-BI(花火)」を思い出す。
寡黙で孤独。静けさとバイオレンス。孤独な魂のふれあい。

必要最小限の説明しかない。
主人公のトラウマらしき映像はあるが、その説明はない。想像はつく
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チップス先生さようなら(1939年製作の映画)

4.0

子供時代は短く、老人の時代は長い。
祖父・父・息子と三世代の一族の子供時代を教師として見送るチップス先生。不死身かというほど長生きだ。子供だった生徒の孫が、まるで生まれ変わりのように入学してくるまでの
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甘い汗(1964年製作の映画)

3.9

甘い汗とは、女性の掻く汗のことだろう。
男が甘い汗を掻くとは想像しがたい。
体を売るのも肉体労働だし、そこには愛憎にまみれた甘い汗があるだろう。
同じ水木洋子脚本の『おかあさん』でも確か、狭い部屋で寝
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.7

意外にコレって、モテない男子の妄想エキスの話かも知れない。
パッケージは洒落たラブコメ、おかしくて切ないデートムービーだ。
元のハリウッド版自体がそのイメージだった。
しかし、さすが福田雄一監督、原作
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.3

前作に比べて、普通の映画になってしまい詰らないという意見をよく聞く。
前作が8歳児の考える怪獣とロボットの落書きのような映画だったので、その稚拙ながら溢れ出るパワーが魅力的だった。
監督のパワーやこだ
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.2

早いテンポで快調におバカな話が進行する。
快調に三バカ大将の巨獣が出現する。
順調に初めは仲良く街を壊していたが、人間の思惑で戦いあう。
人間てズルい。
自分たちを守るために彼らを戦わせるなんて、と人
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.9

下手な脚本だと人物の感情を台詞で説明してしまう。
主人公をテロの被害に巻き込んだ為、恋人は罪悪感を持っている。
下手な脚本なら「私のせいでこんなことに…」と説明してしまう。
恋人のボストンマラソンを応
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.5

初めに自己のトラウマに繋がる事件が起こる。
女子高生を救えなかった主人公が、同種の被害者である女学生を救うことで自らの人生を回復する物語。
プロの脚本家による安定した、面白く波乱に満ちたサスペンスの佳
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

映画を観ながら幸福について考えた。
恋人と友人は選ぶべきだ。
バカな彼氏や更にバカな彼氏の友人が居なければ、彼女はスキャンダルに巻き込まれることもなかったろう。気の毒な話だ。
しかし類は友を呼ぶで、彼
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女性たち/女たち(1939年製作の映画)

4.0

人間の顔というのは不思議なものだ。
ノーマ・シアラーの上品で遠くを見詰めるような瞳。
ジョーン・クロフォードの抜け目ないしたたかそうな顔。
ロザリンド・ラッセルの退屈しのぎを探している落ち着きのない目
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.3

バーフバリに続いて観終わった後、「ダンガル、ダンガル」と連呼してしまう。バーフバリ程中毒性は高くないが、心に刻まれる作品。
レスリングのテレビ中継に合わせて勝負を挑んできた男を倒す父。中継の実況とシン
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.2

試写会にて鑑賞。
マ・ドンソクの魅力に尽きる作品。
電話しながら片手間に喧嘩仲裁できるマ・ドンソク。
平手でヤクザを気絶させるマ・ドンソク。
腕が太すぎて肘の傷が自分で見えないマ・ドンソク。
口煩い班
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

なるほど、”人でなし”でなければ財産は築けない!!

孫の誘拐事件で身代金を払わない以上に、値切ろうとするところがリアル守銭奴の面目躍如のところ。
これが喜劇なら相当ブラックだが、史実なのが本当の恐ろ
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