るるびっちさんの映画レビュー・感想・評価

るるびっち

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最近、試写会にハマり、試写会に行くとレビューを上げるよう言われるので書き出しました。
更にアマゾンプライムで見逃した映画を観たら、書きたいものも出てきました。
基本的に何かひとつ、他人が指摘しないことを言えたらいいなと思っています。
それが勘違いでも・・・
レビューは結局、自分の考え方を知る道しるべのような気がします。
一応、イラストはゴルゴではなく「へのへのもへじ」になっています。

映画(139)
ドラマ(0)

シャザム!(2019年製作の映画)

3.4

大人になるのは難しい。
主人公の少年も悪党も、共に精神的に子供である。
魔術世界に続く入口を、頭の毛がなくなる歳になるまで追い求める悪役は、中々少年の心を失ってはいない。けっこうピュアだ。
一方主人公
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.1

「この世界が消えればいい」そう願う人もいるだろう。
イジメ・居場所の無さ・将来の絶望・虐待などなど、特に中高生で狭い現実に息も絶え絶えな子供がいるだろう。
彼らにはサノスこそヒーローで、アベンジャーズ
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.3

デジャブ映画。
アニャ・テイラー=ジョイが最後に面談を受けるシーンを観て、
「あれ? 今、何を観てたんだっけ?」と映画のタイトルを確認しそうになった。
デジャブ感がスゴイ。
他にも、一軒家で家具にシー
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.5

『空母いぶき』で、日本の戦い方は「気遣い戦闘」と書いた。
アメリカさんは、「おせっかい戦闘」である。
人の国で起こったクーデターに首を突っ込む。
人の国に乗り込んで、大統領救出の名目で誘拐する。スタロ
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.3

「さすがバーホーベン」と、鑑賞中何度も呟いてしまう。
マッチョなアメリカ野郎を散々ディスる。
プロパガンダの皮を被った戦争批判映画。当時の観客がそれを理解できなかったのではなくて、むしろ自分たちをから
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

神殺しの話。
エイリアンはその道具に過ぎない。
ここでの恐怖は、造物主を乗り越えようとする罪である。
アンドロイドのデヴィッドは、人間と違い不死だが子孫は残せない。
前作の生存者ショウ博士に対して、特
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.5

鏡の前でヤバイベストをまとう牧師を見て。
『タクシードライバー』じゃねーか!! と、突っ込んだ。
「雀百まで踊り忘れず」の故事の通り、ポール・シュレイダー踊ってます!!
さすがに牧師だからモヒカンには
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.2

残念ながら30分で飽きた側の人間です。
建物に逃げ込んだ時は、逃げ場がないしハラハラしたけど森に逃げてからは落ち着いてしまった。
犯人が独りと知っていたので、銃声から遠ざかればいいじゃないと安易に思っ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.0

平成最後のレビュー。
観ていたけど書きそびれていた。
前作の精神を見事に引き継いだと讃えられているが、むしろそこに限界を感じる。
前作の各シーンを最新技術で派手にしただけで、何も新しいモノは追加されて
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

2.8

ラジオドラマ?? 
と、思うほど台詞ばかりで地味な印象。見せ方を面白くしてほしい。
タイピストの女性を出しているが活用していない。
チャーチルが裸で風呂から上がり悲鳴をあげる彼女の描写があるが、それは
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.6

なるほど、予測通りの展開だと泣けないから工夫したかな。
驚きが悲しみに繋がるから、前半の仕掛けは悪くない。

あとは定石通りの展開だが、沖縄の基地を絡めているのが新鮮。
米軍による事故の問題に踏み込ん
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.8

気づかい戦闘。思いやり攻撃。
平和憲法9条に縛られている自衛隊ならではのヘンテコな戦い方。
「専守防衛(こっちから仕掛けない)」「防衛出動(国がマジヤバい時やっとこ出動、でも守るだけ)」がキーワード。
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

主人公は宮崎謙介元議員だった!! と、いう話らしい。
なぜ宮崎かを説明するとネタバレに・・・ひとつの解釈に過ぎないから問題ないかな? 正解は不明なので、何を書いてもネタバレにならないか!!
(と、保険
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.4

アーサー・ミラーの『セールスマンの死』は、過激な競争社会で敗北する老人を描いている。息子は人生をドロップアウトしていて、家族の崩壊、若者の挫折も描かれる。つまり繁栄と失墜であり、それはアメリカの姿と重>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.5

一日しか咲かないというデイリリーの花に一生を捧げた老人。
彼にとっては、一瞬しか姿を見せない幻の美女なのだろう。
「家族だって同じよ」
と、別れた妻に言われるまで、家族なんて年中咲いてる野の花くらいに
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ミックス。(2017年製作の映画)

2.8

鬼ゴリだんどり映画。段取り感が酷い!!
脚本が典型的テレビドラマだから、ドラマ慣れした観客なら展開丸解り。
映画館で観たなら、客の8割はリモコンがあればと、きっと思ったろう。
リモコンで早回ししたい。
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

バンブルビーかわいい💛
女の子かわいいい💛💛
変形面白いい!! アクションかっこいいいい!!
終わり。

これ以上、書くことない映画。
中身ないのではなく、青春エンタメとして無双。無駄ないので無駄に書
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

3.6

日本では極楽コンビの愛称で知られたローレル&ハーディ。
芸風は『トムとジェリー』の元祖系で、「仲良く喧嘩しな」て感じ。
いつも些細なことから喧嘩して、車から家からぶっ壊しあいになる。
ドリフの『8時だ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

黒人専用の宿が載っているグリーンブックは差別の象徴。
しかし誰の心にも自分なりのルールブックがある。
意識的無意識的に関わらず、普段はそのルールブックに基づいて行動して、考えて、生きているはずだ。
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

4.2

すっぴん風(薄化粧かな)のメアリー。
白塗り厚化粧のエリザベス。
思ったことを自由に包み隠さず、すっぴん発言するメアリー。
用心深く、本心を厚く塗り隠して立ち回ったエリザベス。
化粧の違いは、二人の生
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.4

二重の合わせ鏡。
モンスターは心の中の怒りが物体化したもので彼女の合わせ鏡だけど、田舎の幼馴染のクズ男も彼女自身の合わせ鏡。
彼女も男も共に酒で空虚さを埋めている。
だから月に代わってお仕置きしたのは
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

仕事ナメるとしっぺ返し食らう。
誘拐事件として受けた緊急電話が、裏目裏目に出て、最後は・・・
「背負い投げ~(IKKO風)」って感じ!!
大体、主人公は緊急電話の業務を「電話番」と称して舐めている。
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

ジェームズ・キャメロンはアクションとロマンスのバランスが絶妙な人だ。
今回ロドリゲスが監督したことによって、その辺のバランスが微妙。
結局、アクションではバーサーカーボディを入手した後半よりも、腕一本
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

キタ――(゚∀゚)――!!
マーベル(キャロル)の記憶復活を見て、私もサイタマラリア感染から復活!!
レビュアーの愛で、脳内お花畑と毒キノコの森から抜け出した~!!

カ・メ・ハ・メ・波ー!!!!
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

埼玉潜入ルポ。東京の端に居る筆者が埼玉に潜入して報告。
報告①埼玉県潜入に手形は不要。
報告②新所沢の映画館はコンパクトでお洒落。最前列特別料金で大人2人寝そべられる程のソファーとクッションがあり贅沢
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ピア まちをつなぐもの(2019年製作の映画)

1.8

映画もどきであって、映画ではない。
「飛び出すな、車は急に止まれない」
5・7・5で書かれていても、これは標語であって俳句や詩ではない。
詩心がなく、芸術ではないのだ。
同じように、本作は映画もどきで
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樋口一葉(1939年製作の映画)

3.8

こちらはマナー教室の生徒に見せたい佳作。
テレビで目にする、うるさいマナーおばさんたちに美は感じない。
マナーって押し付けられるものじゃないのでは?

人物の所作、言葉遣い、すべてに美がある。日本人は
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東京の恋人(1952年製作の映画)

4.0

シナリオ学校の生徒に見せるべき作品。
オリジナリティに溢れた傑作ではなく、逆に使い古された素材をいかに面白く見せるかという手練れの技を見せる秀作。井手俊郎脚本。
プログラムピクチャーが廃れた現在、解る
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.6

構成力のなさを露呈した作品。
立体的に話を組めず、絵巻物のように横にズレていく邦画によくあるパターン。
特に映画を量産していた時代に多い。
その頃のプログラムピクチャーは約90分前後なので、大体30分
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.4

アンコのない餅のような作品。
餅の表面には、きな粉やゴマやチョコなど色々トッピングしている。
冒険アクション映画では主人公は大抵、前半で強敵と闘い一度負ける。
その後、修行や冒険を経て成長して勝つよう
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

女性差別の切り口に男性差別から入るところが巧妙!!
差別とは想像力の無さから来ている。女性の不自由や権利を奪っていることに思い至らない想像力の欠如したオヤジどもに、お前ら男も介護控除されない、専業主夫
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黒魔術(1949年製作の映画)

3.7

感情移入というのは、正しい人物にする訳ではない。
初めは母を殺した貴族への復讐を誓った人物だった。
催眠術で人を操れるようになってからは(B級テイスト!!)、復讐よりも自己の欲望を満たす悪人になってい
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偉大なるアンバーソン家の人々(1942年製作の映画)

4.2

軽快なコメディに始まり、重層なドラマに終わる。
憎しみを映しながら、裏にある愛をあぶりだす。
個人を描きながら、時代を描いている。
アンバーソン家の階段のように多層的なつくり。
そして全体を統一してい
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離愁(1946年製作の映画)

3.0

オーソン・ウェルズは、若い頃から老け役が多い印象だ。
話自体は古いメロドラマで大して面白くない。
しかも今と価値観が逆転しており、共感を得にくい。
時代が変わるとこうも常識は変わるものかと思う。

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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.6

夫婦の距離は月までの約38万キロよりも遠いという話。
最愛の娘を亡くしたアームストロングは、独り庭で月を見ている。
彼にとって月は娘の居る死者の世界で、アポロは宇宙を飛ぶ棺だ。
棺に入れられ埋葬される
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.5

B級にはB級の味わいがある。
シシャモだと思って食べているものが、実際はカペリンという代用魚であることを知らない人も多い。気づかない位だから、シシャモだと思って食えばよい。
ハウルの実写版と思って観れ
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