【コロナ禍で増えた終末思想や陰謀論】
大地震や津波、気象災害は終末思想や陰謀論の格好の的だと思うが、新型コロナウイルスほど世界が機能停止し、どうなってしまうのか世間を不安に陥れたことは長年なかったのではないのかと思う。
この作品は、ロックダウンからカウントダウンが始まるが、終末論者に対して、自ら犠牲を払いながらも、そんな陳腐な考えを阻止しようとする世界が厳に存在することをサイコミステリー風に仕立てた物語なのだと思う。
昔は、終末論者や陰謀論者に対して「バカ」と言えば済んだが、今ではメディアも軽はずみにテレビなんかでバカとは言えなくなった。
それは、弱者に対して差別的になる可能性があるからなのだけれども、こういう状況を逆手にとって好き勝手する奴が増えてしまったのが今の現状だ。
終末論者や陰謀論者はそうだし、ディープステートを知っているか！？みたいにSNSで発信してキャッキャしているウヨなんかも代表格だ。
とにかく、最近逮捕された一夫多妻の額に傷をおったおじさんとか、この映画の預言者とか、陰謀論好きの訳の分からない人たちや、欧米のウヨを指すオルタナ右翼とか、面倒くさいから何とかして欲しいものだ。
因みに、作品としては、そこまで掘り下げて面白いわけじゃない気がした。
ごめんなさいね。
