ワンコ

ダムゼル/運命を拓きし者のワンコのレビュー・感想・評価

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)
4.0
【ドラゴン】

※ Netflix作品

鳥山明さんがお亡くなりになられて悲しい。

ドラゴンが登場するらしいと知ってNetflixをポチってみた。

“舞台は中世らしき世界”

“活躍するのは女性”

“因縁のあるドラゴンとの戦い”

(以下ネタバレ)

なんて言うと、ダイバーシティを前面に出した古典的ファンタジー冒険活劇かなんて思うが、それだけじゃなくもう少し問題も提起しているように思える。

まあ、女性は嫁に…みたいな従属的なのは良くないのは当たり前として、ドラゴンは、これまで人間が破壊してきた自然のメタファーであるようにも思えるし、文明人が侵略を繰り返し殺戮も厭わなかったことを物語として落とし込んでいるようにも思える。

傷を治す生物がいて、最後は死闘の末、ドラゴンとは仲間になる。
ここはドラゴンボール的だ笑

ストレートに楽しめると思うけれども、ありがちな”ひねりがない”などと云う批判も起こりそうな作品だと思う。

鳥山明さんの作品だってアイデアは独特で満載だけれども、別に複雑ではないし、「サンドランド」なんか世界への批判もしっかり織り込んでいるように思う。

映画を批判するのが好きな人は見ない方が良いかもね。
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