このレビューはネタバレを含みます
終末への不安感の煽り方が気持ちよくて飽きずに見ることができた。
自動操縦自動車が襲ってくるシーンも展開としてとても面白い。タンカーがだんだんと近づくのも何度もカットバックするので怖く感じる。
性欲だけ一端で親から独立できないマザコン気味のティーンの兄と、独立心が強く最終的に文字通り独立した行動をとった妹との対比が良かった。
やたら立体的に動き回るカメラワークも小君良い気持ち悪さを演出していて良い。
後々考えると鹿たちが逃げたのもおそらく爆発が原因であることに気づいたときハッとした。
尾を引く感じで、キャラ一人一人に関して語りたくなるような深みがあった。