映画レビューは難しいなぁと、暫く無沙汰してましたが…これはちょっとひと言。
原作を読んでないので、解釈が間違っていたらごめんなさい。
未来予測？予言的に「凄い」と評判を聞いたので視聴してみた。
とは言え、スタートのタンカがビーチに突っ込んでくるところがクライマックスだった。
登場人物全員が中途半端と思ったのは私だけ？？
G.H親子が深夜に訪ねてくるシーンでのアマンダのヒステリーに「まま、夜中に身元不明の他人が乗り込んできたら仕方ないよね。」からのまさかのそれ以降も彼女の行動、言動全てが浅はかでうんざり。
G.Hも無駄に不穏な空気を醸し出して「私は怪しい者ですよ。だけどホントは怪しくないよ。」感がありありでしらけさせる。
そして、相入れない2人のお約束の仲直りシーン…必要？
意味深なBGMのわりにその後の展開はごくありふれたもの。
いろいろな終末がそれぞれに降りかかるけれども何ひとつ真相や理由はなく〝不思議の国のアリス〟のような映画。
小説を2時間にまとめることがそもそも難しいボリュームなのだと思うけど、はしょり過ぎていまいち説明不足で置いてけぼり。
で、結局？の答えがないままに進んで、最終的に結局？のまま終わった。
G.Hの友人がいちばん正直な行動であった。それだけは分かった。
