【全てがギリギリ】
アダム･サンドラーとその仲間達が率いる"｢ハッピー･マディソン｣印"のクライム･アクション･コメディーだ｡
監督はハッピー･マディソン･ファミリーの1人デヴィッド･スペード主演のNetflix作品2作を手掛けた､"タイラー･スピンデル"｡
主演は｢ジェクシー｣などの"アダム･ディヴァイン"で､その他"ピアース･ブロスナン"と"エレン･バーキン"と言った2人のベテランが主人公の"妻の両親"を演じ､"マイケル･ルーカー"がちょっとダラシがない"FBI捜査官"を演じている｡
めちゃくちゃ"ドタバタコメディー"だった｡
ギャグが中々に震えるほどくだらないのだが､"現金輸送車"を使った"カーチェイス"の時のとあるキャラクターの被り物を被った主人公と筋金入りの強盗犯である義父と義母との兼ね合いが面白かった｡
他に面白い部分と言えば､主人公の"鈍臭さ"が逆に功を奏している事｡これは結構他のクライム･コメディー物でよくあるのだが､主人公は鈍臭い奴が多く､決死な立場の時にそれが逆に役に立つ事もある｡よくある設定だが､それが逆に見応えがある所でもあった｡
マイケル･ルーカー演じる"オールダム"も､主人公と肩を並べる位鈍臭いし､おまけにあれでもFBI捜査官であるから彼のドジっぷりもイライラさせられるが､面白い時もある｡身体に悪そうな物たくさん飲んでる｡
こんなレビューしかできないくらい､しょーもないコメディーなのだが､それを考慮してみれば､充分楽しめると思う｡ギャグは癖強すぎてちょっとついていけないが､そこまで深く考える必要もないので､｢気ままに観れば？｣って言うかーんじ｡
主人公が被ってた｢緑色の化け物｣の被り物､ちょっと欲しいなと思った｡
