しん

マエストロ:その音楽と愛とのしんのレビュー・感想・評価

3.5
完全に今年公開の『TAR』の真裏にある映画のように思いました。
バーンスタインもTARもやってることは殆ど同じですよね。ある程度立場の下の人間に対する不貞行為をキャンセルカルチャーを交えて描いたのが『TAR』でしたし(TARがキャンセルカルチャーについての映画だとは思いませんが)、それに対して今作はキャリー・マリガン扮する妻に焦点を当てて副題にあるように「愛」についての映画に昇華していました。
しかし、この「愛」については全くはまらなかったし、映画全体の掴みどころのようなものは正直分からなかったです。
しん

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