名指揮者レナード・バーンスタインとその妻フェリシアの半生。
バーンスタイン役のブラッドリー・クーバーが年代問わずカッコいいが、音楽に浸り切るというよりは愛と家族にフォーカスされていたか。
芸術家としての思いはその言葉の端端に感じられる。
・アメリカ初の大指揮者になる、という若き日の誓い
・自分の人生を指揮するように我が仕事と人生に間違いなし
・残りの人生が長かろうが短かろうが・・と言いながら
妻が病気で先立ってしまう。
最後まで芸術家、音楽家なのだ、と伝わってきた。
もっとドロドロしていたのだろうなと思うけど、綺麗にまとめられていた感じ。オケの演奏シーンは見事。指揮者ってホントに体力必要そうだ。
極められた芸術って理解し難いところに行っているのだと思う。。