北と南の境界線。
張り詰めているところに、これだけの可笑しさと清々しいくらいのラストが描かれているのは素晴らしい。
お金という夢で共通の目的を持った両者、協力して目的達成に向かう姿が頼もしい。それぞれが魅力的なキャラクターで引き込まれる。
人質交換で入れ替わった二人。鶏にたくさんの卵を産ませたり、危険を顧みずの地雷撤去で、能力を発揮して評価されてしまう。
変態軍人、には笑えたが、その後の結末にもドキドキだった。
ほのかな恋愛も叶うわけはないとわかっている清々しさ。いつか統一されたら、という夢も伝えていた。