バーンスタインの音楽活動についての映画かと思っていたら、意外にももっとパーソナルな部分について描かれてあった。
本人のクリエーターならではの葛藤より、周り家族の、特に奥さんの葛藤がデカくて見ていて辛かった。特にモノクロからカラーに切り替わる瞬間のフェリシアの背中が印象的でした。
そして、だんだんブラッドリークーパーがバーンスタイン本人にしか見えなくなってくるの凄かった。
音楽やカット割りもカッコよかったけど、キャリーマリガンとブラッドリークーパーの演技に飲み込まれた一作でした。
あと、マーラーの交響曲第2番！！！圧倒的だった！！
