宮崎県のワークショップにて、初対面の子ども12人が3日間で映画を作る。その様子を収めたドキュメンタリーフィルム。
本当に起伏ゼロだし、まとまりのない子どもたちを見守るだけの映画なんだけど凄くよかった。
それぞれの役割があって個性が活かせるチームスポーツって凄くいいなって最近思ってて、けどこういった映画作りとか演劇もそれぞれの得意なことを活かせられていいな。物の見方が面白い子がいたり、構成を練るのが得意な子がいたり、交渉がスムーズにできる子がいたり。それぞれの得意を組み合わせて一つのものを作っていくってめっちゃ青春だなぁ。幼い頃にこんな経験ができる子たちが羨ましい。
初対面の子ども同士のコミュニケーション、それぞれの興味の移り変わり、失敗してもトライアンドエラーで改善していく姿。子どもたちって想像以上に凄いし面白い。これからも子どもを信じる子育てをしていこうと改めて思えた作品でした。