生涯ベスト何本かの指に入るくらい熱くて大好きな漫画。（かわぐちかいじさんの作品はどれも面白いけど）
それゆえに、実写化は観たいけど観たく無い複雑な心境でした。
アニメ化ならともかく良い原作の実写化って大抵コケるけど、良かったです。
観に行くのを迷っている原作ファンの方、ご安心を（ダメだったらゴメンナサイ）。
やはりマンガはマンガ、映画は映画でそれぞれの良さがありますね。
ただ、深町（玉木宏さん）は海江田に対して敬語を使う立場関係じゃなくて、原作通り「海江田ぁ、てめぇこの野郎」ノリの熱血キャラでいて欲しかった。
それと、副長の速水は映画では女性（水川あさみさん）に変わっていて、最初は違和感あったけどこれはこれで良い気がしました。
実際、海自の潜水艦乗りには現在は女性もいるらしいし。
ただねぇ。ここで終わるの！？もっと観せてよ〜。
世界中の軍事大国との、神がかり的な数々の死闘。
そして、「国防とは、国家とは」の本来のテーマの深いところが何も掘り下げられてないし。
まぁ、原作のあのボリューム考えると、端折ってコンパクトにまとめてショボくなるより、この方が正解なのかも。
もちろん、それは続編を観れることを前提での考えだけど。
でも、あれは続編制作を視野に入れての終わり方にみえた。ちゅうか、やってもらわにゃ困る（笑）。期待してます。
