mago

沈黙の艦隊のmagoのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作ファン。物語の本筋として35年前の世界情勢に一石を投じる社会派作品だが、35年前を再現する難しさからなのか現代を基軸に描かれている(スマホ使用、やまと艦内全液晶など)。
本筋にロシア・国連も大きく影響してくるが、現代情勢では筋に無理がありすぎる。
原作の面白さ、原点であるサブマリン戦闘の面白さも表現出来てない(映画の枠内では不可能)。
一例として、魚雷発射の安全圏(500m)や対潜ミサイルを400mで爆発させた理由、米原潜の魚雷が何故やまとをロストしたのか等々、一切の説明が無い。

ストーリー本筋の社会的背景も曖昧。
キーマンになる竹下総理、ベネット大統領、深町艦長の配役がハマっていない。

久々に☆1つける駄作観た(原作を知ってる故に、期待値が高すぎたのも要因)。

続編は無いと思うが、無理に作ったとしても大沢たかおファンしか観ないかなぁ。
mago

mago

magoさんの鑑賞した映画