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沈黙の艦隊のmdrのレビュー・感想・評価

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
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数年振り? filmarks備忘録。

公開一ヶ月経過した平日夕刻都内のシネコン、余裕をもった客入り、高めの年齢層。

潤沢な製作費に裏付けられた映像の迫力は前評判の通り大スクリーンで鑑賞の価値は大いにあり。全編に渡って分かりやすい迫力はただただ恐怖。

フィクションに現実が何割か盛り込まれているような錯覚にさせるのがこの映画の醍醐味なんだろうなと思い、そういえばあからさまに作中で登場人物が疑問を呈す映画に出会ってきてなかったなと。ラスト30分で一瞬残時間が気になった瞬間はあったけれど、映像の迫力でねじ伏せられたので苦痛というのとは全く違い。

良い意味で官僚を含む主要キャスト以外は、演者が誰だか分からないキャスト陣のお陰で物語に没頭できたのは、昨今のゴリ押しに辟易していたので有り難かった。

登場人物や艦隊が字幕ではなくローワーサード的にバイリンガル表記されてたけど、日本語に対して終始英語がお飾りのようなフォントの小ささで、スクリーンですら読みづらかったので、鼻っから読ませる気がなかったのが地味にツボでした。
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