ぽぽ

コット、はじまりの夏のぽぽのネタバレレビュー・内容・結末

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

心が柔らかくなる素敵な作品でした。

少し前まで離婚が非常に難しく 宗教的バックグラウンドからか常にベビーブームといわれていたアイルランド。

アイルランド人らしい無骨なショーン。
初めはとっつきにくいけど 机に置かれたビスケットサンドの優しさ。
ポストまでの走りを提案し、タイムが上がったと体力のみならず自信をつけさせ、お出かけは買い物のためだけではなく 甘やかすためと常にコットの事を温かく見つめている。

葬儀参列の後 おしゃべりなおばさんの粗雑な家で不安いっぱいな時に すぐに迎えに来てくれたショーン。絶妙なタイミングでした!

コットと夜の海を眺めるシーン。
コットが振り返る時 船の灯り?が2つだったのが 3つになっていたような…
家族が2人からコットが増え3人家族になったようだと思いました。

コット役のキャサリン・クリンチちゃんの透明感 ささやきボイスも輝く魅力。
確かお母さんがケルティクウーマンのメンバーと聞いたような。

ラストはまさに秀逸。涙腺崩壊でした。
私は養子となると思いました。
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