マ

コット、はじまりの夏のマのレビュー・感想・評価

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)
4.5
あたたかな愛情を注がれるコットを見ているだけで涙が溢れた
コットへの共感とか愛情の羨ましさとか色んな気持ちがないまぜになって、彼女が預けられてから映画が終わるまでほぼずっと泣いてたと思う

ショーンの"沈黙は悪くない"という台詞、すごく心が楽になった
意見を尊重されることがない環境にいたらそりゃ自分の意見なんか言わなくなるよ、言っても無駄やもんな……
傷ついた分だけ傷つけるのではなく、自分が傷ついたからこそ人に優しくできる人は強い
人間が育っていくうえで愛情や関心、他者からの承認は必要不可欠なんだろう
家族の誰かが難ありで家が安心できる場所じゃない場合、良くない方向に向かうしかないのかと思うと心が潰れそうになる
コットには絶対幸せになってほしい
マ