さけ

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターのさけのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

一度自宅で見たことがあるのですが、映画館でみれる機会はもう2度とないと思い鑑賞してきました。

タイタニックといえば、やはりmy heart will go onが良いですよね。
この楽曲は作中でも度々流れているのでとても印象に残ります。
特に好きなのが、ローズが救命ボートに乗るシーンです。ここではボートに乗っているローズの視点でジャックを見上げてるんですが、この時のジャックがほんとに優しくて悲しい表情をしているんですよね。もう2度と会えないって分かっているからなのでしょうか。
そしてこのタイミングであの曲が流れるんですよ!もうこんなの泣きますよね。

前に見たときは印象になかったのですが、ローズが持ってきた写真にはかつてジャックと約束した幸せな人生を歩んだであろうローズが収められていてそれもまた感動します。
そしてラストシーン。
事故で命を落としたであろう人々に迎えられ、最後はあの時計台でジャックと再会するラストシーンでまた号泣します。

以前、『タイタニックの「I'm the king of the world!」は直訳すると「私は世界の王だ」だが、それを「世界は僕のものだ」と訳している』と語っている何かの記事を読んだことがあるのですが、そのことがすごく印象に残っていて今回そのセリフを聞いたときに改めてその翻訳のセンスに感服しました。
翻訳って面白いしセンスも必要なんだなと素人ながらに感じました。

劇場で観れて本当に良かったです。

ここからはちょっと余談。
今回3DリマスターということでIMAXを期待していたのですが対応している劇場がほぼなく、ずっと気になっていたDolby cinemaで鑑賞してきました。
初ドルビーでしたが、色彩のコントラストが素晴らしかったです。暗い場面もくっきりみえます。
ただ個人的にトータルでみるとうーん。
3D特有の映像の奥行きもあまり感じられなかったし、音響もそこまで...
もちろん作品にもよると思うので一概には言えませんが。
なのでもし別の作品で見る機会があれば行ってみたいです!
さけ

さけ