自身として少し高めに付けたのは(4.0が名作良作の境目)
プロットがラストで劇中劇になっているからです。なるほ
そ、そうだったか?みたいに。著作がそのまま映画の中身
になっているので、微細にどんでん返し感があるからです。
ベルリン映画祭の審査員大賞になったのも、それと文学的
要素のせいでしょう。wikiにはドイツ映画祭の選考に漏れた
とありますが、皆さんお書きになっているように主人公が
ムカつく奴(笑)だからです。
でも青春映画(小説)としてはよくできてると思います。
森田公一の「青春時代」を聞きながら、または洋画の
「SUMMER'85」の主題歌も似合うと思います。蹉跌まで
はいかないと思いますが、青春時代を遥かに越した人だけ
にバズるので(使ってみたかったw)、見る人によって
評価は真っ二つでしょうね。ジジババに合う映画ですw
先日、円盤レンタルが出た
https://ja.wikipedia.org/wiki/帰れない山_(映画)
第75回カンヌ国際映画祭 審査員賞
第68回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 作品賞
他、サタデー・ナイト・フィーバー(1977)
スタンド・バイ・ミー(1986)
同プロットです。青春映画、少年期映画の金字塔
こう書けば同作の評価も上がるけど途中が退屈でw