このレビューはネタバレを含みます
試写会にて。
予想に反してめちゃくちゃ良かった。
恋愛が主題のようでその他の要素もたくさん入ってるのでなんていうか、人との繋がりを恋愛の感情を主軸にして描いているって感じで全部のシーンすごく良かった
眠くなりそうなテンポ感のところやところどころ挟まれる風景のシーン、それが逆にめっちゃ良くて引き込まれる
マジで主役2人の演技もめちゃくちゃ良い
すごく微妙で複雑な感情を的確に現してる
ヘソン役のユ・テオさん一生何かを堪えてるような表情が上手すぎて......
NYで居場所が無いみたいにナヨン(ノラ)を待ってるところとか要素詰まりすぎてて
最後別れて、アーサーの前でノラが嗚咽するところはもう表現的に素晴らし過ぎて胸にグッときて涙出た
途中ノラがアーサーに韓国的韓国人とかヘソンの事を話すところとか、シーンごとの細かいセリフや言い方がすごいリアルなんだよな.....
あの頃の少女はあなたのところに置いてきたってさーーーーほんとね
母国ではない、生まれ育った場所ではないところへ移住して、仕事やなにかで何かを成し遂げなければと思ってるナヨンの気持ち
国や言葉というアイデンティティの話もあってそこも考えちゃったな
これはある程度大人の方が刺さると思う
自分がもし10代や20代だったらよく分からない部分も多かった気がする