表情だけで成り立つくらい、切なさ、恋しさ、もどかしさがこれでもかというくらいに2人の顔に表れていて、演劇のようだった。
それでいて、韓国の小説を読んでいるようでもあった。最近いくつか韓国小説を読んだけれど、恋愛という価値観だけではなく、愛しいと思う人との関係性を繊細に言葉にするのがとても上手な文化だと思う。
それがどんな関係性だとはいえ、そばにいる人の心の中に誰かがいるのは不安になるはずで、その気持ちにちゃんと向き合って整理してっていうのがあのバーでの彼で。ヘソンに話しかけられている時はまだまだ整理はついてない。でも前向きでいようという決意が感じられて、2人の会話がわからないからこそのメディテーションの時間になったのかな、なんて。
そしてNYのラブロマンスの主人公にNoraとは、Nora Ephron好きかな〜。