過去は私には関係なく、映画はあの頃を思わせるツーショット。全身から汗が出るほど見たくない、過去の相手との時間。ここでは私情を絡ませないわけにはいかなかった。
時間をかけて会いに来た、懐かしい人と会うことを止めるわけにはいかない、感情差し置いての許しは切ない。
例えば過去の恋人、懐かしく思う。会いたい気持ちをわかる。これが変な意味じゃないとか、男女ではないとか、言い切れない、言葉にしがたい、過去ならあり得た居場所をなぞるような行為が、ここでは自分を遠ざけて、受け入れ難い。
一息で涙が漏れるほどラストシークエンスは映画的でいい。3人の感情はよく知ってる。ただわたしの人生、アーサー側になることが多くてデートシーンがグロい。
それはセックスだろというくらい見つめあっていたし。
