うし

パスト ライブス/再会のうしのネタバレレビュー・内容・結末

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

結末はある意味ありきたりなので、それまでの表現や描き方、演技や空気感を楽しむ映画なのかなと。

アーサーがベッドで「ノラの隣にいるのは自分じゃなくても良かったのでは、それが自分であるのはたまたまなんじゃないか」、という思いを吐露したシーンは良かった。でもシビアに言うと、まぁそうだよね、世界でたった1人の運命の人がいて、その人に巡り会ったんだ、なんてのは少しロマンティックすぎる考えだと思う。
ただそれをロマンティックすぎるなんて断ち切らずに、イニョンと言う概念で表したのは素敵だったな。

バーで韓国語で2人が話し込んでしまうシーンは、ぜひもう少し引きで、アーサーの手持ち無沙汰の気まずい姿を見たかった。
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