このレビューはネタバレを含みます
ただただ主要三人のことを考えると胸が苦しくなる映画。
最初のバーのシーンがすごく印象的だった。
第三者、すなわちこれから彼らの関係を知っていく僕たち観客の視点から始まり。
数多の可能性の人生を想像する、きっとその想像全てが起こり得た現実なのかもしれないなぁと鑑賞し終えて思いました。
誰もがわかっていることだが、人生とは後戻りのできない選択の繰り返しの上に今が成り立っている。
その選択によって運命的な出会いを果たしたり逃したりする。
ノラとヘソンどちらかが劇中とは違うアクションをしていたらきっと2人にとって全く別の未来があったのだろう…
だが現世ではノラはアーサーと巡り合い幸せをつかみヘソンと再開したことで葛藤しお互いに区切りをつけてお互いの人生を歩んでいく。
人生のほろ苦さを全身で浴びるような最後でした。
最後に一言アーサーを大切にしーやー!と思った。