語彙力は浜で死にました

ソウルメイト/七月と安生の語彙力は浜で死にましたのレビュー・感想・評価

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)
4.0
鑑賞後胸が苦しくなる映画。
真面目な七月と自由奔放な安生の愛と憎しみを孕んだ友情を描く本作。
家明というハンサムガイに惚れた七月、安生に相談すると安生のLv100行動力が発動し、大好きな七月が想いを寄せる家明のツラを拝みにいくのであった。
安生は家明と会い、助言しその場をさるが一目惚れの家明さん
そんなこんなで、七月が家明に告白し、付き合いはじめて安生に紹介しに行く。
初対面のフリした2人が再会、惹かれていく安生と家明….

もぅ家明さんが優柔不断で北京に行かなければ、もしくは安生を選んでいたら結末は変わっていただろうか…
観ていて思ったのが、七月は真面目そうな印象と思ったが、本質は安生よりも自由奔放で強かったのだろう
娘さんの性格や、子供時代の警報の件からも真に自由奔放だったのは七月だったのかな
逆に家庭環境があまり良くなかった安生は自由奔放にみえて、誰かの愛を欲し誰よりも安心感を得られる人生を求めていた。

おバカなので言語化がしずらいですが、恋ではない友情という愛が凄く詰まっていて羨ましくも思えたし、結末をみて凄く胸が苦しくなるなんともいえない作品でした。
うーん….ブラボー