すごい陳腐な表現だけど、ほろ苦い大人なラブストーリーです。この表現がすげーつまらなさそうに聞こえちゃうんだが、めちゃくちゃ良かった。
彼女にとって初恋の人と会うことは、これまでの自分の人生と向き合わざらなくちゃいけなくて、自分の選択すべて突きつけられて、
今だって十分幸せだけど違った人生を少し考えてしまって、でもやっぱり今の人と巡り会えた幸運さも噛み締めて、色々な感情の渋滞での涙、なんだろうな。
あんなアウェイにされても不貞腐れず、泣いちゃう彼女をすべて受け止めるアーサーまじで良いやつ。
これも陳腐だけど、人生すべてタイミングだし、そんな人生は美しいって思わせてくれる、切ないけどポジティブな感情が残る作品でした。
