このレビューはネタバレを含みます
いや～…
おもんなかったわー！
すごく期待して観に行ったんだが、
好きになれなかったポイント
・主人公が全然韓国系に見えない(韓国語の発音が微妙)、
・“初恋の人が20数年ぶりに移住先に逢いにきた”
ていうだけの話なんだが、…音響の音うるさくね？？
作り手がエモーショナルな演出すればするほどこちらは冷める一方
・捨ててきた過去の男→背が高くムキムキ
現在の生き方を共にする男→中背でやもめっぽい
ていう演出がなんかイヤだった。セリーヌソン監督の実話を元にしてるから、事実そうだったのかもしらんが、なぜ昔の男はあんなにマッチョなの？？実際韓国行ってもあんなひと全然みかけないのに…
・脚本評価されてるらしいが、緩慢だし助長だし無駄な会話ばっかりで途中眠くなった。イニョンイニョンいいすぎじゃね？欧米人はあんなに連発しないとイニョンの有り難みを理解できないのだろうか…
韓国は女性にとってすごく生きづらさのある国で、主人公はそこに収まっていられない野心をもっている強い女性。ザ韓国マッチョな男は、そんな彼女の強さを忘れられないし、でもだから二人の人生はスレ違い続ける。
その辺の背景をもうちょいちゃんと描いてれば、もう少しおもしろかったと思うが、登場人物3人があまりに3人の話しかしないから、つまらない少女マンガを読んでるような気分になった。
これは逆をいえば、普段観てる本場韓国のドラマや映画がいかに無駄なシーンなく監督も俳優も製作陣も完璧なクリエイティブワークをこなしてるかということなんだとおもう。
韓国系監督が韓国俳優使ってる映画だからそのつもりでみたらすごい中途半端なもん観ちゃった、という感想です。
韓国の男役ユンテオの子犬みたいな悲しそうな飼い主(主人公)を見つめる切ない眼差しはまあよかったかな…
うん、それだけかな…
